■ 「今回のポルトガル旅行の音楽的発見/トゥナ Tuna 〜ポルトガル音楽とブラジル音楽の繋がり〜」
今回、マデイラ島の路上でたまたま聴いたこの音楽、とても気になっていて後々調べたら「トゥナ/Tuna」というそうで、
なぜ気になっていたかというと、好きなブラジル音楽になんか近いなーと思っていたからでした(てっきりブラジル音楽好きの同好会的なものなのかな?と思っていたほど笑)
けれど、全然そうではなくて、、13世紀頃にポルトガルやスペインで生まれた、伝統音楽を学生が演奏して学費や食べ物、旅費などを稼ぐ為の手段/形態だったそうです(全然こっちの方が先だったのです。。)
ブラジル音楽、特になんとなく北東部の音楽/フレヴォやフォホーっぽさがあるなーと思ったのは(ブラジルはポルトガルの植民地だったので)もしかしたらこのトゥナが源流の一つで、移民によって持ち込まれてアフリカのリズム的な要素もミックスされて、下記の音楽などに発展していったのではないかなーと思いました。。↓(旗を掲げるのはサンバへ影響したのかな?とも。パンデイロの原型っぽいタンバリンもお兄さんが演奏しているし)
ダンサー/踊りも加わったトゥナ。
フレヴォ、音楽的な要素や、踊りもなんとなく上記に似てる気がします。。アフリカ的な要素が入った為か、リズム的には進化/洗練/発展している感じ。
このトゥナはフォホーっぽいなと思いました。
フォホー。
以前、ブラジルで聴いたフォホー、これも上記の色々な音楽やアフリカ的なリズム要素が混ざり合って、さらに発展した感じ。
(※追記)これらの音楽がどう現在の音楽に繋がっていくか?下記で紹介しますね。
上記のフォホーの面白おじさんのリズムはトニーニョ・オルタの下記の曲で聴けますね。
フレヴォのリズムはナンド・ローリアの下記の曲で。
エグベルト・ジスモンチの「Frevo/フレヴォ」、こんな芸術性の高い曲にまで昇華しています。打楽器のリズムはありませんが、フレヴォの独特のリズムが感じ取れますね↓
こうやって音楽を辿っていくと、音楽が色々な文化と混ざり合い継承されながら、発展/昇華していっているのが良く分かりますね。。
20代の時はこれらの音楽がただただ感覚的に凄いなー!素晴らしいなー!と思って、日本でよく聴いていただけですが、、
30代に入って実際にブラジルやポルトガルを旅行して、音楽の歴史をさかのぼる形で、その音楽の成り立ちを肌で感じて理解することができいて、これもまた、とても興味深いなー!と思っています。。
これからも音楽のルーツを辿る中南米やアフリカ、ヨーロッパ辺りの旅行を続けてみたいなと思っています!
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